本文へスキップ

将来医療構想勉強会は日本最大規模の社会人による医療ディスカッション勉強会です。

日本最大規模の社会人による医療ディスカッション勉強会

将来医療構想勉強会は、日本最大規模の社会人による医療ディスカッション勉強会です。

第19回 Vital Healthcare 2019年11月15日(金)
「現象学」という哲学を通じて他者と自分をトータルに知る


■Topic:「現象学」という哲学を通じて他者と自分をトータルに知る
■日時:2019年11月15日(金)
 開場 6:30pm 勉強会 7:00-9:10pm(終了後、希望者にて懇親会)
■会場:飯田橋
■参加費:1,000円
■定員:150人
■Moderator: 中澤 達さん(北里大学大学院医療マネジメント教授)
■Speaker: 榊原 哲也さん(東京大学大学院人文社会系研究科 基礎文化研究専攻哲学専門分野 教授)
■使用言語:日本語

 「現象学」という哲学は、20世紀初頭にドイツ系の哲学者フッサールによって創始され、その後、ハイデガーやメルロ=ポンティに受け継がれて、20世紀に「現象学運動」と呼ばれる運動を引き起こし、現代哲学のみならず社会学、教育学、宗教学、人類学、法学、看護学等、さまざまな学問に大きな影響を与えた哲学です。とりわけ看護学や医療の現場では、患者の病いや患者をケアする医療者の経験の内実とその成り立ちを、当事者の視点から理解することを可能にする哲学として、近年とくに注目を集めています。
 本勉強会で主に取り上げるのは、現象学を取り入れて卓越した看護理論を展開したベナーの「現象学的人間観」ですが、これは医療における患者と医療者自身の理解だけでなく、たとえばビジネスの現場での人間理解にも役立つものです。勉強会ではこの人間観の5つの視座を解説したあと、参加者の方々に、うまくいかなかった過去の(患者やクライエントなど)他者との関係を、この視座に照らして振り返って頂きます。そしてさらに、ハイデガーの「先駆的決意性」と「本来性」の概念を導入することで、他者と自分についての理解を深めたいと思います。
初めての方でも気軽に参加できるオープンな会です。是非皆様でご参加ください。

■勉強会の流れ
・Networking Time (開場〜開始時刻)
・Opening
1.スピーカープレゼン;ベナーの「現象学的人間観」の5つの視座
2.グループ対話;(とりわけ)うまくいかなかった過去の他者との関係
3.スピーカープレゼン;ハイデガーの「先駆的決意性」と「本来性」の概念
4.グループ対話;他者と自分との関係をより深く見つめ直す
5.意見交換 Q&A

▼Speakerのご紹介
中澤 達 さん Dr. NAKAZAWA Tatsu, MD, PhD
 東京大学医学部卒業。同大学にて博士号取得後、ワシントン大学医学部上級研究員を経て現在、北里大学大学院医療マネジメント教授、グロービス経営大学院客員准教授、東京大学医学部非常勤講師、臨床指導医。
Harvard Business School (HDP)。外科学会専門医・指導医、心臓血管外科学会専門医・修練指導者、脈管学会専門医・評議員。
外科医として臨床の現場に立つ傍ら、大学院で経営学の研究・指導をしている。共著に「MBA流ケースメソッドで学ぶ 医療経営入門T・U」「小説逆転ホスピタルで学ぶ 医療経営フレームワーク入門」がある。

榊原 哲也さん Prof. Dr. SAKAKIBARA Tetsuya
 東京大学大学院人文社会系研究科 基礎文化研究専攻哲学専門分野 教授。専門はフッサールを中心とする現象学の歴史的・体系的研究だが、20年近くにわたり、看護をはじめとする医療ケアの研究者・実践者と交流を行い、日本クリティカルケア看護学会、日本腹膜透析医学会、日本透析医学会、日本看護診断学会等で、現象学の立場から講演や提題を行ってきている。「ケアと医療の現象学」を展開した著書として、『医療ケアを問いなおす――患者をトータルにみることの現象学』(ちくま新書、2018年)がある。




第18回 Vital Healthcare 2018年 8月31日(金)
「「質問」のパワーを体感する 〜コーチング手法でPX(患者経験価値)を高める


■Topic:「「質問」のパワーを体感する 〜コーチング手法でPX(患者経験価値)を高める」
■日時:2018年 8月31日(金)
 開場 6:30pm 勉強会 7:00-9:10pm(終了後、希望者にて懇親会)
■会場:飯田橋
■参加費:1,000円
■定員:150人
■Moderator: 中澤 達さん(北里大学大学院医療マネジメント教授)
■Speaker: 曽我 香織さん(株式会社スーペリア 代表取締役、一般社団法人日本ペイシェント・エクスペリエンス研究会 代表理事)
■使用言語:日本語

 現在、コーチングは部下育成や多職種間連携を目的としてだけでなく、医療機関で対患者へのコーチングや医療安全の向上として使われています。 コーチングは、相手の思考の「枠」を外し、主体性な思考や行動を引き出すのに効果的です。
 海外の病院でPX(Patient Experience; 患者経験価値)を高めるため、コーチングが使われるケースもあります。 PXは患者中心の医療を実現するためのキーワードです。 患者さんが院内のどこで・いつ・どんな経験をしているのか、そしてその経験は患者さんにとって最適なのかを検証しPDCAサイクルを回し続けることで、患者中心の医療の実現を図ります。
 このプロセスにコーチングの「質問」のスキルが役立ちます。私たちは「質問」されることで新たな角度から考えることができ、それが気づきや発見・イノベーションに繋がります。
皆さんのお仕事をまた違う角度から眺め直し、新たな発想を生み出すきっかけとなれば幸いです。
初めての方でも気軽に参加できるオープンな会です。是非皆様でご参加ください。

■勉強会の流れ
・Networking Time (開場〜開始時刻)
・Opening
 1.マネジメントにおけるコーチングとコンサルティング、ティーチング、カウンセリングの使い分け
 2.相手の視点を上げる質問・上げない質問
 3.PX(ペイシェント・エクスペリエンス)とは/患者にとって最適な医療サービスを生み出すためのイノベーティブなアイディアを「質問」で引き出す
 4.意見交換
 6.Q&A

▼Speakerのご紹介
中澤 達 さん Dr. NAKAZAWA Tatsu, MD, PhD
 東京大学医学部卒業。同大学にて博士号取得後、ワシントン大学医学部上級研究員を経て現在、北里大学大学院医療マネジメント教授、グロービス経営大学院客員准教授、東京大学医学部非常勤講師、臨床指導医。 Harvard Business School (HDP)。外科学会専門医・指導医、心臓血管外科学会専門医・修練指導者、脈管学会専門医・評議員。
 外科医として臨床の現場に立つ傍ら、大学院で経営学の研究・指導をしている。共著に「MBA流ケースメソッドで学ぶ 医療経営入門」がある。

曽我 香織 さん Ms. SOGA, Kaori
 アクセンチュア株式会社 Human Capital Managementにて人事業務改善コンサルティング、株式会社コーチ・エィにて医療・介護事業のマネジャー、プロコーチを経て2015年株式会社スーペリア、2018年(一社)日本ペイシェント・エクスペリエンス研究会(PX研究会)設立。
 現在、(株)スーペリア代表取締役、(一社)日本ペイシェント・エクスペリエンス研究会代表理事、社会医療研究所フェロー、(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ。オンライン・コーチング「myPecon」の運営に力を注ぐ傍ら、PXの普及に向けた活動を行っている。





第17回 Vital Healthcare 2017年12月01日(金)
「マジックと精神医学であなたの思い込みをはずす 〜認知行動療法ACT入門」


■Topic:「マジックと精神医学であなたの思い込みをはずす 〜認知行動療法ACT入門」
■日時:2017年12月01日(金)
 開場 6:30pm 勉強会 7:00-9:10pm(終了後、希望者にて懇親会)
■会場:飯田橋
■参加費:1,000円
■定員:150人
■Moderator: 中澤 達さん(北里大学大学院医療マネジメント教授)
■Speaker: 志村祥瑚さん(慶應義塾大学医学部学生、一般社団法人日本認知科学研究所代表)
■使用言語:日本語

 世界大会優勝マジシャンで医学生でもある志村祥瑚さんをお迎えし、新世代の認知行動療法ACT (Acceptance and Commitment Therapy)を学びます。
 ACTは行動分析学と関係フレーム理論をベースとする精神医学手法であり、「人の心がいかにして幸せな状態になるか」に興味のある方でしたら、医療に従事する方でなくても知っておくと有益な知識です。この手法は「心・信念・自信」といった仮説を用いずに(つまり、心、信念、自信などの単語を用いずに)人の精神病理を一つ一つ解説していく点が特徴です。そのため、「信念」を書き換えたり「不適切な思考」を修正したりしません。 ACTには「心のしなやかさ」を鍛えてうつや生活習慣病を予防し、生産性や幸福度を醸成するエビデンスがあり(A-Tjak et al.2015)、職場のメンタルヘルス改善やウェルビーイングなど様々な分野で裾野が広がっていくと考えられます。
  志村さんにマジックを使って「見たものだけが全てじゃないんだ」という思い込み・先入観の面白さについてお話いただきます。 初めての方でも気軽に参加できるオープンな会です。是非皆様でご参加ください。

■勉強会の流れ
・Networking Time (開場〜開始時刻)
・Opening
 1.マジックを使って「見たものだけが全てじゃないんだ」という思い込み・先入観の面白さについて。
  プラシーボ効果やメンタルトレーニングの方法、緊張しないためのコツなど。
 2.意見交換
 3.Q&A

▼Speakerのご紹介
中澤 達 さん Dr. NAKAZAWA Tatsu, MD, PhD
 東京大学医学部卒業。同大学にて博士号取得後、ワシントン大学医学部上級研究員を経て現在、北里大学大学院医療マネジメント教授、グロービス経営大学院客員准教授、東京大学医学部非常勤講師、臨床指導医。 Harvard Business School (HDP)。外科学会専門医・指導医、心臓血管外科学会専門医・修練指導者、脈管学会専門医・評議員。
 外科医として臨床の現場に立つ傍ら、大学院で経営学の研究・指導をしている。共著に「MBA流ケースメソッドで学ぶ 医療経営入門」がある。

志村祥瑚 さん Mr. SHIMURA, Shogo
 もともとマジシャンであったバックグラウンドから、人の「脳の思い込み」に興味をもち、医学部で精神医学を専攻。現在は最先端の認知行動療法であるACTを研究し、オリンピックアスリートへのメンタルトレーニングや経営者へのコーチング、TVでの「脳の思い込み」を利用したパフォーマンスなどを行う。
  一般社団法人日本認知科学研究所代表、慶應義塾大学医学部 精神医学研究会代表 日本オリンピック委員会強化スタッフ(医・科学) プロマジシャン(2012年ラスベガスで開かれたJr.マジック世界大会で優勝) 慶應義塾大学医学部在学中、TV出演多数。 http://college.nikkei.co.jp/article/43955222.html




第16回 Vital Healthcare 2017年6月30日(金)
「超高齢多死時代に向けて 〜家族の“後悔しない決め方”」


■Topic:「超高齢多死時代に向けて 〜家族の“後悔しない決め方”」
■日時:2017年6月30日(金)
 開場 6:30pm 勉強会 7:00-9:10pm(終了後、希望者にて懇親会)
■会場:飯田橋
■参加費:1,000円
■定員:150人
■Moderator: 中澤 達さん(北里大学大学院医療マネジメント教授)
■Speaker: 小澤竹俊さん(めぐみ在宅クリニック院長、エンドオブライフ・ケア協会理事)
■使用言語:日本語

 NHKプロフェッショナル〜仕事の流儀〜で取り上げられた医師の
小澤竹俊さんをお迎えし、超高齢多死時代を考えます。働き手であり、また家族の介護の担い手としても期待されるビジネスパーソンが知っておきたい、親のこれからのことや関わり方を学びます。
プロフェッショナル〜仕事の流儀〜 2017.3.6放送;我が家で穏やかに、最期を導く http://www.nhk.or.jp/professional/2017/0306/
 もしものことは、ある日突然やってきます。今まで元気だと思っていたあなたの親が、急に体調を崩し、生命の危機にあると診断されたとします。治療方針を選ばなくてはいけませんが、あなたの親は判断ができない状況です。子供として、親には少しでも長く生きていてほしいと願っています。しかし、親は自分が少しでも長くということを希望しているだろうか?と悩んでしまいました。どのように考えると、後悔が少なく決めることができるのか、事例をもとに一緒に考えてみましょう。
 小澤さんは、苦しむ人と誠実に関われる人材の育成を通して、
当事者も関わる人も自分を「これでよい」と認めることができる社会を目指し、一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会の理事として全国で医療・介護専門職1,400名向けに研修を開催しています。 エンドオブライフ・ケア協会 https://endoflifecare.or.jp/ 初めての方でも気軽に参加できるオープンな会です。ディスカッションが苦手の方でも大丈夫です。是非皆様でご参加ください。

■勉強会の流れ
・Networking Time (開場〜開始時刻)
・Opening
 1.スピーカープレゼン「超高齢多死時代に向けて」
 2.グループワーク
  ・事例紹介・ディスカッション・ワークショップ ロールプレイ
 3.講評
 4.Q&A

▼Speakerのご紹介
中澤 達 さん Dr. NAKAZAWA Tatsu, MD, PhD
 東京大学医学部卒業。同大学にて博士号取得後、ワシントン大学医学部上級研究員を経て現在、北里大学大学院医療マネジメント教授、グロービス経営大学院客員准教授、東京大学医学部非常勤講師、臨床指導医。 Harvard Business School (HDP)。外科学会専門医・指導医、心臓血管外科学会専門医・修練指導者、脈管学会専門医・評議員。
 外科医として臨床の現場に立つ傍ら、大学院で経営学の研究・指導をしている。共著に「MBA流ケースメソッドで学ぶ 医療経営入門」がある。

小澤竹俊 さん Dr. OZAWA, Taketoshi, MD, PhD
 めぐみ在宅クリニック院長、エンドオブライフ・ケア協会理事。1963年東京生まれ。世の中で一番、苦しんでいる人のために働きたいと願い、医師を志し、1987年東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業。1991年山形大学大学院医学研究科医学専攻博士課程修了。救命救急センター、農村医療に従事した後、1994年より横浜甦生病院内科・ホスピス勤務、1996年ホスピス病棟長となる。
 2006年めぐみ在宅クリニックを開院、院長として現在に至る。2000年より学校を中心に「いのちの授業」を展開。2013年より、人生の最終段階に対応できる人材育成プロジェクトを開始、2015年4月エンドオブライフ・ケア協会設立。2015年1月出版の著書『今日が人生最後の日だと思って生きなさい』は25万部増刷となり、特に当事者意識を持つ高齢世代や、親のことを考える、その子ども世代から多くの関心が寄せられている。。




第15回 Vital Healthcare 2017年1月13日(金)
「多様性とインクルーシブな社会のあり方 〜セルフアドボカシーとは」

■Topic:「多様性とインクルーシブな社会のあり方 〜セルフアドボカシーとは」
■日時:2017年1月13日(金)
 開場 6:30pm 勉強会 7:00-9:10pm(終了後、希望者にて懇親会)
■会場:飯田橋
■参加費:1,000円
■定員:150人
■Moderator: 中澤 達さん(北里大学医学部医療経営学 准教授)
■Speaker: 三宅 琢さん(東京大学先端科学技術研究センター特任研究員)
■使用言語:日本語

 本セミナーでは障害者の就労や教育の現場における実践的な合理的配慮(就業や就学上の困難さを軽減するための環境調整の配慮)とセルフアドボカシー(合理的配慮を求める際の適切な権利擁護の方法)の本質を通して障害者のみならず発達障害やLGBTといった現代社会をともに生きる様々な困難さを持つ人々とのコミュニケーションの本質を学びます。
 また産業医として障害者雇用を通して企業価値を高める方法論と論理的思考を学びます。就労や就学上の困難さをもつ障害者に学ぶ多様性とインクルーシブな社会のあり方を実践的に学びディスカッションすることで、様々な分野における新しい価値創造のヒントを得てもらえればと思います。
 三宅さん自身が眼科専門医、医学博士でありながら産業医、メンタル法務主任者、iOSアクセシビリティーアドバイザーとしてマルチに活動する医師であり、領域をこえた新しいマルチキャリアに生きることによる現代社会を生き抜くためのキャリアメイクについても簡単に解説します。
(三宅 琢さんの紹介  http://coffeedoctors.jp/doctors/2663/
初めての方でも気軽に参加できるオープンな会です。ディスカッションが苦手の方でも大丈夫です。是非皆様でご参加ください。
 
【内容】
1. 様々な困難さを持つ人々とのコミュニケーションの本質
2. セルフアドボカシーとは
3. 領域をこえた新しいマルチキャリアメイク

■勉強会の流れ
・Networking Time (開場〜開始時刻)
・Opening
 1.スピーカープレゼン「多様性とインクルーシブな社会のあり方」
 2.グループワーク
  ・様々な困難さを持つ人々とのコミュニケーションの本質 セルフアドボカシーとは
  ・多様性とインクルーシブな社会のあり方
 3.講評
 4.Q&A

▼Speakerのご紹介
中澤 達 さん Dr. NAKAZAWA Tatsu, MD, PhD
 東京大学医学部 卒業。同大学にて博士号取得後、ワシントン大学医学部上級研究員を経て現在、北里大学医学部医療経営学准教授、東京大学医学部非常勤講師、臨床指導医。Harvard Business School (HDP)。外科学会専門医・指導医、脈管学会専門医・評議員。外科医として臨床の現場に立つ傍ら、医学部で病院管理学、医療経営学の研究・指導をしている。共著に「MBA流ケースメソッドで学ぶ 医療経営入門」がある。

三宅 琢 さん Dr. MIYAKE, Taku, MD, PhD
2005年東京医科大学を卒業後、2007年東京医科大学眼科学教室入局。2012年東京医科大学眼科兼任助教、同年東京医科大学大学院修了。2014年より株式会社ファーストリテイリングの本部産業医、東京大学先端科学技術研究センター人間支援工学特任研究員として新しい形の障害者雇用や救育や就労の現場での合理的配慮の実践を検討。同年、株式会社Studio Gift Handsを設立し、代表取締役に就任。2016年現在、ヤフー株式会社他複数の企業の産業医、メンタル法務顧問を務め、企業内でのメンタル研修やiOSデバイスを用いた実践的な合理的配慮の指導や啓蒙活動を行っている。




第14回 Vital Healthcare 2016年10月21日(金)
「Internet of Medical Thingsの可能性 〜ゲーム理論も学んでみよう」


■Topic:「Internet of Medical Thingsの可能性 〜ゲーム理論も学んでみよう」
■日時:2016年10月21日(金)
 開場 6:30pm 勉強会 7:00-9:10pm(終了後、希望者にて懇親会)
■会場:飯田橋
■参加費:1,000円
■定員:150人
■Moderator: 中澤 達さん(北里大学医学部医療経営学 准教授)
■Speaker: 猪俣武範さん(順天堂大学医学部附属病院眼科助教)
■使用言語:日本語

皆さんは、最近メディアを賑わしている「IoT」について明確に説明できますか? Internet of Things (モノのインターネット)とは、パソコンやスマホなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在する様々なモノに通信機能を持たせ、インターネットに接続することにより相互に制御する仕組みです。すべてのモノがインターネットにつながることで生活やビジネスが根底から変わります。
医療の分野でもInternet of Medical Thingsやビッグデータ、AIなどを利用してイノベーションが起きようとしています。今回のイベントは、医師としてハーバード大学に研究留学中に、ボストン大学でMBAを取得した猪俣武範さんを迎え、医療におけるイノベーションの可能性についてディスカッションします。(猪俣武範さんのHP http://inomata-official.com)

【内容】
 1. MD×MBA×PhDをとった理由
 2. ゲーム理論に学ぶ競争と共存
 3. これからの医療とInternet of Medical Thingsの可能性

■勉強会の流れ
・Networking Time (開場〜開始時刻)
・Opening
 1.スピーカープレゼン「これからの医療とInternet of Medical Thingsの可能性」
 2.グループワーク
  ・ゲーム理論に学ぶ自由診療における価格競争
  ・Internet of Medical Things利用法のアイデアは?
 3.講評
 4.Q&A

▼Speakerのご紹介
中澤 達 さん Dr. NAKAZAWA Tatsu, MD, PhD
 東京大学医学部 卒業。同大学にて博士号取得後、ワシントン大学医学部上級研究員を経て現在、北里大学医学部医療経営学准教授、東京大学医学部非常勤講師、臨床指導医。Harvard Business School (HDP)。外科学会専門医・指導医、脈管学会専門医・評議員。外科医として臨床の現場に立つ傍ら、医学部で病院管理学、医療経営学の研究・指導をしている。共著に「MBA流ケースメソッドで学ぶ 医療経営入門」がある。

猪俣武範 さん Dr. INOMATA, Takenori, MD, PhD, MBA
順天堂大学医学部卒業。東京大学附属東大病院初期臨床研修修了後、順天堂大学大学院眼科学で医学博士号ならびに眼科専門医取得。ハーバード大学医学部眼科スケペンス眼研究所へ留学。留学中にはボストン大学経営学部Questrom School of BusinessでMBA取得。2015年11月より順天堂大学医学部附属病院眼科助教として、臨床、研究、教育、経営に携わる。日本の医療従事者の海外留学を支援する一般社団法人JGMS(Japan Global Career Support, http://www.jgms.jp)を設立し、日本の医療のグローバル化に貢献。趣味は硬式テニス。
2016年2月『ハーバード×MBA×医師 目標を次々に達成する人の最強の勉強法』出版。




第13回 Vital Healthcare 2016年9月23日(金)
「365日 年中無休の医療提供に必要なこと 〜代官山T-SITEと医療の親和性とは?」


■Topic:「365日 年中無休の医療提供に必要なこと 〜代官山T-SITEと医療の親和性とは?」
■日時:2016年9月23日(金)
 開場 6:30pm 勉強会 7:00-9:10pm(終了後、希望者にて懇親会)
■会場:飯田橋
■参加費:1,000円
■定員:150人
■Moderator: 中澤 達さん(北里大学医学部医療経営学 准教授)
■Speaker: 白岡 亮平さん(医療法人社団ナイズ理事長)
■使用言語:日本語

今回のイベントは、少子化が進む中で、安心して子育てができる社会はどのような社会なのか。そして、それを支えるためには医療として何が必要なのかを議論します。 社会の変化や技術革新などにも目を向け、次世代につながる継続可能な小児を中心としたプライマリケア医療モデルについても考えてみたいと思います。 
【内容】
 代官山T-SITEに大人から子どもまでプライマリケアを365日 年中無休で提供する医療機関が開設されました。130ページにも及ぶ病気解説冊子とアプリの無料配布や、問診の効率化を図る先進的な取り組みも実践しています。 若くしてそのチームを創り理事長に就任された小児科医の白岡亮平さんと医療について考えましょう。 (白岡亮平さんの取り組みはHP参照 http://www.caps-clinic.jp/
1. 小児科医療の問題点は
2. ITツールを使った医療経営の効率化は可能か
3. 医療従事者のモチベーション向上の施策とは
4. 医療の質と収益に関わるKPIとはなにか

■勉強会の流れ
・Networking Time (開場〜開始時刻)
・Opening
 1.スピーカープレゼン「365日 年中無休の医療提供に必要なこと」
 2.グループワーク
  ・小児医療の問題点は?
  ・効率化と医療従事者のモチベーション向上の施策とは?
  ・医療の質と収益に関わるKPIとはなにか?
 3.講評
 4.Q&A

▼Speakerのご紹介
中澤 達 さん Dr. NAKAZAWA Tatsu, MD, PhD
 東京大学医学部 卒業。同大学にて博士号取得後、ワシントン大学医学部上級研究員を経て現在、北里大学医学部医療経営学准教授、東京大学医学部非常勤講師、臨床指導医。Harvard Business School (HDP)。外科学会専門医・指導医、脈管学会専門医・評議員。外科医として臨床の現場に立つ傍ら、医学部で病院管理学、医療経営学の研究・指導をしている。共著に「MBA流ケースメソッドで学ぶ 医療経営入門」がある。

白岡 亮平さん Dr. Shiraoka Ryohei, MD
慶應義塾大学医学部卒業。医療法人社団ナイズ理事長、メディカルフィットネスラボラトリー(MFL)株式会社代表取締役最高医療責任者、小児科専門医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本体育協会認定スポーツドクター、産業医。 大学卒業後、さいたま市立病院、慶応義塾大学病院などに勤務し、小児医療を中心に一次医療から三次医療まで地域医療に勤務医として専念。2012年医療法人社団ナイズを設立し、東京都内を中心に、4つの「キャップスクリニック」を運営。ITツールや様々な経営手法を駆使し、大人から子どもまでプライマリケアを365日年中無休で提供し、プライマリケア医療の問題点の解決に従事。また、2014年、PHR(パーソナルヘルスレコード)を広め、セルフメディケーション社会を実現するためのメディカルフィットネスラボラトリー株式会社を設立し、IT、データ、行動変容プログラムを用いて、個人に対する予防医療、企業に対する健康経営サポートに従事。著書に「Dr.365のこどもの病気相談室(小学館)」がある。




第12回 Vital Healthcare 2015年7月31日(金)
「少子化は誰のせい?まだ間に合う?」


■Topic:「少子化は誰のせい?まだ間に合う?」
■日時:2015年7月31日(金)
 開場 6:30pm 勉強会 7:00-9:10pm(終了後、希望者にて懇親会)
■会場:飯田橋
■参加費:1,000円
■定員:150人
■Moderator: 中澤 達さん(北里大学医学部医療経営学 准教授)
■Speaker: 宋美玄さん(胎児クリニック東京)
■使用言語:日本語

 ハードなグローバルビジネスの現場でもメンタルヘルス不調にならない人達の共通点から、ストレスに対処する技術について学びディスカッションします。
 2014年の合計特殊出生率は1.42で9年ぶりに前年を下回りました。昨年1年間に生まれた子の数は100万3532人で過去最少を更新し、前年より2万6284人少なく、今年にも出生数は100万人を下回るのではないかと危惧されています。
 そこで、少子化は何が原因なのか?晩婚化、晩産化は誰のせいなのか?どうして今まで有効な対策が取られてこなかったのか?どういう政策が有効なのか?を一緒に考えましょう。 森まさこ前少子化担当大臣の少子化危機突破タスクフォースの委員で、有村治子現少子化担当大臣の結婚・子育て支援委員会の委員である産婦人科医の宋美玄さんと一緒に少子化について考えましょう。
(宋美玄さんの活躍はHP参照 http://www.puerta-ds.com/son/
1. 少子化の多面的な原因
2. 「妊娠・結婚・出産・子育ての切れ目ない支援」の何に即効性があるか

■勉強会の流れ・Networking Time (開場〜開始時刻)
・Opening
 1.スピーカープレゼン「少子化は誰のせい?まだ間に合う?
 2.グループワーク
  ・少子化は何が原因なのか?晩婚化、晩産化は誰のせいなのか?
  ・どういう政策が有効なのか?
 3.講評
 4.Q&A

▼Speakerのご紹介
中澤 達 さん Dr. NAKAZAWA Tatsu, MD, PhD
 東京大学医学部 卒業。同大学にて博士号取得後、ワシントン大学医学部上級研究員を経て現在、北里大学医学部医療経営学准教授、東京大学医学部非常勤講師、臨床指導医。Harvard Business School (HDP)。外科学会専門医・指導医、脈管学会専門医・評議員。外科医として臨床の現場に立つ傍ら、医学部で病院管理学、医療経営学の研究・指導をしている。


宋 美玄 さん Dr. SONG Mihyon, MD, PhD
大阪大学医学部卒業。大阪大学医学部附属病院、りんくう総合医療センターなどで周産期を中心とした産婦人科診療に従事。その後、川崎医科大学産婦人科講師を経て、イギリスのFetal Medicine Foundationに留学し、胎児超音波による出生前検査を学ぶ。帰国後「女医が教える本当に気持ちのいいセックス」など著書の出版やメディア発信の傍ら川崎医科大学で博士号を取得。現在は都内のクリニックで胎児超音波を中心とした診療に従事。
産婦人科専門医。財団法人1 more baby応援団評議員。現在第2子妊娠中。




第11回 Vital Healthcare 2015年5月8日(金)
「明るく楽しく前向きに、ストレスに対処する技術を身につけよう」


■Topic:「明るく楽しく前向きに、ストレスに対処する技術を身につけよう」
■日時:2015年5月8日(金)
 開場 6:30pm 勉強会 7:00-9:10pm(終了後、希望者にて懇親会)
■会場:飯田橋
■参加費:1,000円
■定員:150人
■Moderator: 中澤 達さん(北里大学医学部医療経営学 准教授)
■Speaker: 武神健之さん(一般社団法人日本ストレスチェック協会代表理事、医師)
■使用言語:日本語

 今回のイベントは、ハードなグローバルビジネスの現場でもメンタルヘルス不調にならない人達の共通点から、ストレスに対処する技術について学びディスカッションします。
 2014年6月に施行された労働安全衛生法改正で、心の健康診断(ストレスチェックテスト)が2015年12月に始まります。今後、従業員数が50人以上の企業は、体の健康診断のように年に1回、従業員に対してストレスチェックテストを実施することになります。従って、年に1回はメンタルヘルス不調者だけでなく元気な人も「ストレス」について考える必要があります。
 では実際に、ストレスとはどのようなもので、どのように対処し付き合っていけばいいのでしょうか? 私達のほとんどは学校や会社でも、ストレスに対処する方法についてしっかりと学んだことはありません。一般社団法人日本ストレスチェック協会による「明るく、楽しく、前向きな」今までにない研修を体験してみませんか? 実際のワークを通じて、ストレスに対処する知識と技術を身につけましょう。
 [参考]こころの耳HP「改正労働安全衛生法ポイント」     http://kokoro.mhlw.go.jp/etc/kaiseianeihou.html
 「不安とストレスに悩まない、落ち込まない技術を広めよう」を理念とする一般社団法人日本ストレスチェック協会が、ゴールドマンサックス、ボストンコンサルティング、BMWグループ、エリクソンジャパン、テンプル大学日本校など、数々のグルーバル企業の産業医である武神健之により昨年設立されました。
 毎年1000人を超えるエリートビジネスマンとの関わりから得た「ハードな環境でも元気であり続ける人たちの共通点」についてのプレゼンの後、実際に彼ら/彼女らがもつ、ストレスに悩まない習慣についてワークを通じて身につけましょう。
1. ストレスとは?(厚生労働省vs.日本ストレスチェック協会)
2. ストレスに悩まない3つのセルフケア
3. ストレスに悩まない3つの習慣

■勉強会の流れ・Networking Time (開場〜開始時刻)
・Opening
 1.スピーカープレゼン「ストレスとは?ストレスに悩まないための3つのセルフケア」
 2.グループワーク
  ・ストレスに悩まない3つの習慣
 3.講評
 4.Q&A

▼Speakerのご紹介
中澤 達 さん Dr. NAKAZAWA Tatsu, MD, PhD
 東京大学医学部 卒業。同大学にて博士号取得後、ワシントン大学医学部上級研究員を経て現在、北里大学医学部医療経営学准教授、東京大学医学部非常勤講師、臨床指導医。Harvard Business School (HDP)。外科学会専門医・指導医、脈管学会専門医・評議員。外科医として臨床の現場に立つ傍ら、医学部で病院管理学、医療経営学の研究・指導をしている。

武神健之 さん Dr. TAKEGAMI Kenji, MD, PhD
 一般社団法人日本ストレスチェック協会代表理事。 神戸大学医学部、東京大学医学部大学院卒業。日本医師会認定産業医。
 ゴールドマンサックス、ボストンコンサルティンググループ、BMWジャパン、Audiジャパン、ドイツ証券、パリバ証券、エリクソンジャパン、テンプル大学日本校などグローバル企業の産業医として、年間1,000件以上の健康相談やメンタルヘルス相談を行っている。
 その中で、どんなに優秀・有能・有望な人でも、ちょっとした不安やストレスに上手に対処できずに悩み、落ち込んでしまうことがあることに気づく。 その経験から、2014年日本ストレスチェック協会を開設。学校や会社では教えてくれないが、誰もが毎日を笑顔で楽しく過ごすために必要な不安とストレスに上手に対処し悩まない技術、落ち込まない技術の手法を説いている。





バナースペース

将来医療構想勉強会